まずは良い知らせから。大きな夜市が曜日ごとに交代で開く台南とは違って、台北の主な夜市は毎晩開いています。なので、考えるのはその夜の気分に合うのはどれか、ということだけです。まず短い答え、そのあと各夜市についてもう少し詳しく紹介します。
- 初めてで、1か所だけなら:饒河街夜市(饒河街觀光夜市)。食べ物がぎっしり並ぶまっすぐな一本道で、松山駅のすぐそばです。
- 有名どころで、買い物も:士林夜市。いちばんの有名どころで、食べ物に加えて服やゲームもあります。
- しっかり食べたい、コンパクトに:中山と雙連の近くにある寧夏夜市。
- 台北101の近く:臨江街夜市(臨江街觀光夜市)。通化夜市とも呼ばれます。
| 夜市 | 営業時間 | 最寄りのMRT | 向いているのは |
|---|---|---|---|
| 饒河街 | 17:00から24:00 | 松山駅(グリーンライン、G19) | 初めての人 |
| 士林 | 16:00から24:00 | 劍潭駅(レッドライン、R15) | 食べ歩きと買い物 |
| 寧夏 | 17:00から23:30 | 雙連駅(レッドライン、R12) | 定番の台湾小吃 |
| 華西街と萬華 | 16:00から24:00 | 龍山寺駅(ブルーライン、BL10) | 龍山寺のあとに、古い台北を |
| 臨江街(通化) | 18:00から24:00 | 信義安和駅(レッドライン、R04) | 台北101の近くで夕食 |
| 南機場 | 17:00から24:00 | 近くにはなし。バスかタクシーで | 地元の味、旅行者は少なめ |
| 遼寧街 | 18:00から24:00 | 南京復興駅(ブラウンライン BR11、グリーンライン G16) | 海鮮炒めで夜食 |
| 公館 | 17:00から24:00 | 公館駅(グリーンライン、G07) | 大学のそばで安い小吃 |
これは各夜市の全体としての営業時間です。屋台ごとに営業時間が違うので、遅く開く店や早く閉まる店があり、週に1日休む店もいくつかあります。
饒河街夜市
初めての人に私たちがすすめるのは饒河です。両端に門がある一本道で、両側に店が二列、真ん中に屋台が一列並んでいるので、迷うことがありません。片側を歩いて行き、反対側を歩いて戻ればいいのです。東の門は松山駅のそば、松山慈祐宮の隣に立っています。その門を入ってすぐの福州胡椒餅、漢方で煮込んだ薬燉排骨、蚵仔麵線、臭豆腐を探してみてください。夕食どきのピークはとても混むので、開いてすぐか、夜遅めに来ましょう。
MRT:松山駅(グリーンライン、G19)。
士林夜市
台北でいちばん有名な夜市は、通りというより一つの地区です。大東路、大南路、文林路、基河路の周りに、屋台、服、ゲームの路地が広がり、フードコートもあります。食べ歩きと買い物を一度に楽しむならこの夜市です。生煎包(焼き小籠包)、巨大な鶏排(フライドチキン)、もち米で包んだ大腸包小腸、薬燉排骨、麻醤涼麺を試してみてください。最寄り駅は劍潭駅と士林駅です。
MRT:劍潭駅(レッドライン、R15)。
寧夏夜市
寧夏は短く、ぎゅっと詰まっていて、食べ物がすべての夜市です。定番の台湾小吃で知られていて、蚵仔煎(牡蠣オムレツ)、揚げたタロイモ団子、豬肝湯(豚レバースープ)、雞肉飯(鶏肉ご飯)などがあります。大稻埕や中山の散策と組み合わせやすい場所です。
MRT:雙連駅(レッドライン、R12)または中山駅(レッドライン R11、グリーンライン G14)。
華西街と萬華の夜市
龍山寺の周りでは、いくつかの古い市場の通りがつながっています。華西街夜市(華西街觀光夜市)、広州街、梧州街、西昌街です。8つの中でいちばん昔ながらの雰囲気で、漢方の滋養スープ(華西街では今も蛇のスープを出しています)、とろみのある魷魚羹(イカのスープ)、ガチョウ料理、刈包(豚の角煮をはさんだ饅頭)、そして広州街の臭豆腐や地瓜球(さつまいもボール)があります。夜に龍山寺を訪れたあとに行きましょう。
MRT:龍山寺駅(ブルーライン、BL10)1番出口から徒歩約5分。
臨江街(通化)夜市
大安にある地元の食べ物通りで、台北101と象山に近いので、夕暮れのハイキングのあとの夕食にぴったりです。滷味(煮込み料理)、刈包、臭豆腐、温かいのと冷たいのが選べる湯圓、蚵仔煎があります。
MRT:信義安和駅(レッドライン、R04)。六張犁駅(ブラウンライン、BR07)も近いです。
南機場夜市
南機場夜市(英語では South Airport)は地元の人の夜市で、中華路二段から入る路地にあります。旅行者は少なく、食べ物はとてもおいしいです。麻油雞(ごま油の鶏スープ)、臭豆腐、焼きたての燒餅、雞肉飯、台湾式の春巻き(潤餅)があります。すぐ隣にMRTの駅はなく、最寄りは小南門駅(グリーンライン、G11)と龍山寺駅(BL10)ですが、バスかタクシーのほうが楽なことが多いです。
遼寧街夜市
遼寧街夜市は中山にある短い通りで、並んでいる海鮮を選んで炒めてもらう、座って食べる海鮮炒めの店で知られています。ほかにもゆでイカ、擔仔麵、蚵仔煎、ごま油のスープ、ガチョウ料理があります。ぶらぶら食べ歩く夜市というより、友だちと夜食を囲む場所です。
MRT:南京復興駅(ブラウンライン BR11、グリーンライン G16)2番出口から徒歩約4分。
公館夜市
公館夜市は國立臺灣大學のそば、羅斯福路から入る路地にある学生の夜市です。安くて気軽で、葱油餅(ねぎ入りパンケーキ)、地瓜球、刈包があります。
MRT:公館駅(グリーンライン、G07)1番出口。
夜市のヒント
- 現金を持っていきましょう。小額の紙幣と硬貨で。
- お腹をすかせて行き、シェアしましょう。1品の量が少ないので、グループなら10品は試せます。
- MRTに乗る前に食べ終えましょう。駅の中と電車内では飲食が禁止されています。→ MRTのルール
知っておきたいこと:南へも行きますか?台南の夜市は台湾でも指折りですが、曜日ごとに交代で開きます。→ Inside Tainan の台南の夜市ガイド
出典
営業時間、最寄り駅、出口と徒歩時間、夜市の配置、料理は NightMarket.tw から。同サイトの夜市のページは、台北市政府のTaipei Travelの掲載情報と台北市市場處の情報をもとに作られています。士林の配置はTaipei Travelから。MRTでの飲食のルールは台北メトロから。2026年10月確認。