台北の寺院は現役の信仰の場で、早朝から開いていて、たいていMRT(台北メトロ)の駅の近くにあります。この5つで幅広さがわかります。龍山寺の仏教と民間信仰、保安宮の医薬の神、孔子廟の学者たち、霞海城隍廟の縁結びの神、そして線香をすっかりやめた行天宮です。
| 寺院 | 開門時間 | MRT |
|---|---|---|
| 龍山寺 | 06:00から22:00 | 龍山寺駅(BL10) |
| 保安宮 | 06:30から22:00 | 圓山駅(R14) |
| 孔子廟 | 火曜から日曜 08:30から21:00 | 圓山駅(R14) |
| 霞海城隍廟 | 06:16から19:47 | 北門駅(G13)、大橋頭駅(O12) |
| 行天宮 | 04:00から21:00 | 行天宮駅(O09) |
知っておきたいこと:小さな声で話し、お参りしている人の邪魔にならないようにし、人を近くで撮影するときはひと声かけましょう。見学は歓迎されていて、線香を使う寺院では自分で線香をあげることもできます。
龍山寺
ひとつだけ見るなら龍山寺(艋舺龍山寺)です。1738年に萬華で創建され、1920年代に台湾でも屈指の寺院彫刻とともに再建されました。朝6時から参拝者でにぎわっています。→ 龍山寺のガイド
大龍峒保安宮
保安宮(大龍峒保安宮)は、医薬の神である保生大帝を祀っています。福建省同安からの移民が建てた寺で、「保安」という名前は「同安を守る」とも読めます。何度もの改修を経て、今では3つの棟を持ち、国定古跡に指定されています。美しく、たいてい龍山寺より落ち着いて参拝できる寺です。
- 開門時間 毎日06:30から22:00
- 住所 大同区哈密街61号
- MRT 圓山駅(レッドライン、R14)2番出口。寺の案内によると、庫倫街と大龍街を通って徒歩約15分です
台北孔子廟
保安宮から歩いてすぐの台北孔子廟(臺北市孔廟)は、静かで広々としていて、雰囲気がまったく違います。民間信仰らしいにぎやかな飾りはなく、穏やかな中庭、半月形の池、孔子とその弟子たちを祀る建物があるだけです。無料で、30分ほどゆっくり過ごすのにぴったりです。
- 開門時間 火曜から日曜(祝日を含む)の08:30から21:00、月曜休み
- 入場 無料
- 住所 大同区大龍街275号
- MRT 圓山駅(レッドライン、R14)
霞海城隍廟
迪化街にある小さな霞海城隍廟(台北霞海城隍廟)は、その大きさからは想像できないほどの存在感があります。1856年から1859年にかけて同安からの移民が建てた寺で、小さな空間に城隍神とおよそ600体のほかの神像が祀られています。ほとんどの参拝者のお目当ては縁結びの神、月老(月下老人)です。独身の人は良縁を祈り、カップルはお礼参りに戻ってきます。毎年、城隍神の誕生日には大稻埕を練り歩く行列が行われます。
- 開門時間 毎日06:16から19:47(台北市の観光当局の掲載による)
- 住所 大同区迪化街一段61号
- MRT 北門駅(グリーンライン、G13)または大橋頭駅(オレンジライン、O12)
迪化街の古い町屋の真ん中にあるので、散策と組み合わせましょう。→ 大稻埕と迪化街
行天宮
行天宮(Hsing Tian Kong とも表記)は台湾北部で最も参拝者の多い寺院のひとつで、ここで紹介するほかのどの寺院とも違います。主に戦と忠義の神である関公(關聖帝君)を祀っていて、2014年からは香炉と供物台を撤去し、手と心で祈るよう人々にお願いしています。紙銭を燃やすことも、賽銭箱も、伝統劇の奉納も、物販もありません。参拝者は毎日おみくじを引きに、また心を清める儀式である收驚を受けに訪れます。
- 開門時間 毎日04:00から21:00
- 入場 無料
- 住所 中山区民權東路二段109号
- MRT 行天宮駅(オレンジライン、O09)
保安宮と孔子廟は圓山の近くに隣り合って建っているので、一緒に見て回りましょう。同じく圓山駅のそばにある台北市立美術館も組み合わせられます。猫空の山の上にある指南宮は、ロープウェイに乗るついでに気軽に立ち寄れます。→ 猫空ロープウェイ · 美術館・博物館 · 見どころ
南へ行くと、寺院のある暮らしはさらに深く根づいています。台湾で最も古い都市である台南は「千の廟の街」として知られていて、Inside Tainan では、台南の大きな寺院を紹介するとともに、台北でも目にする線香、お供え、占いの木片(ポエ)について解説しています。→ 台南の寺院 · 寺院文化の解説
出典
龍山寺は寺の年表とTaipei Travelから。保安宮のMRTからの道順と住所は寺の公式サイトから、開門時間と背景はTaipei Travelから。孔子廟の開門時間と入場については臺北市孔廟管理委員會から。霞海城隍廟の歴史は寺の英語ページから、開門時間、神像の数、MRTはTaipei Travelから。行天宮の開門時間としきたりは行天宮から、2014年の変更についてはTaipei Travelから。2026年10月確認。